QS、HQSとは?ピッチャーはどれだけ試合を作れるか【野球】
当記事では、QS(クオリティ・スタート)ならびに、HQS(ハイクオリティ・スタート)について、紹介していきます。
「QS、HQS」を簡単にまとめると、
「先発ピッチャーは、どれだけ試合を作ったのか?」
ということがわかる、とても便利な指標です。
なるほど。わからん
それでは、QS・HQSについて解説していきます。
QS(クオリティ・スタート)とは?
QS(クオリティ・スタート)とは、
「Quality Start」=良好な先発
を、意味します。
先発ピッチャーが「6イニング以上」を投げたうえで、自責点を「3点以内」におさえると、記録されるもの。
また、「QS率」が高いと、いかに「先発ピッチャーは試合を作ったのか」がわかる。
とりあえず、QS(QS率)だけ覚えておけばOK!(HQS率はあまり重視されていないかも)
算出の方法は、下記のとおり。
QS率=QSの数/先発した試合の数
HQS(ハイクオリティ・スタート)とは?
HQS(ハイクオリティ・スタート)とは、
先発ピッチャーが「7イニング以上」を投げたうえで、自責点を「2点以内」におさえると、記録されるもの。
また、「HQS率」が高いと、「先発としての能力が高く、長いイニングを投げられるピッチャーだ」ということがわかる。
とりあえず、HQS(HQS率)は予備の知識として
補足:自責点とは?
野球のルールの中でもかなりややこしい部類に入るものであり、誤解も非常に多い。
大雑把に言えば、「投手の失点のうち、エラーが絡んだ分を除いた失点」が自責点である。
引用元
ニコニコ大百科より
2018年・QS率ランキング
2018年のQS率ランキングを紹介します。
テレビを観てみると、
「まだ投げてんなぁ・・・」
そんなイメージが強いピッチャーが、多いのではないでしょうか。
セ・リーグTOP9
パ・リーグTOP9
さいごに
もう一度おさらいすると、
① QS(クオリティ・スタート)
先発ピッチャーが「6イニング以上」を投げたうえで、自責点を「3点以内」におさえると、記録されるもの。
➁ HQS(ハイクオリティ・スタート)
先発ピッチャーが「7イニング以上」を投げたうえで、自責点を「2点以内」におさえると、記録されるもの。
なお、基本的には「QS」のみ、重視しておけば大丈夫だと思います。
(HQSのデータは、探してもなかなか出てこない・・・)